VisualC++ ビルドエラー ’main’: entrypoint not found

グラフィックス案件はノースブレインにご相談ください。

VisualC++(2012以上)で次のようなエラーが出ることがあると思います。

エラー    X3501    ‘main’: entrypoint not found
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このエラーが出る原因は、シェーダーファイル(XXX.hlsl)にあります。
新規にゼロからプロジェクトを作成し、シェーダーファイルを追加したときなどに起こります。

VisualC++2012からはシェーダーファイルもビルドする親切設計になりました。その親切のお陰(?)でこのようなエラーも出るようになったわけです。
このエラーは、次のように設定すれば解消します。

当該シェーダーファイルを選択し、右クリック、プロパティを開きます。

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HLSLコンパイラ、シェーダーの種類をエフェクトに、シェーダーモデルを適当に選択します。

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これでOK。

試しにわざとシェーダーを間違ってみると、

fxc

ちゃんとVisualC++IDEにエラーを表示してくれます。

なお、面倒なときは次のようにシェーダーファイルの構文チェックを無効にすることでもエラーを回避できます。
(後々のためお勧めはしません)

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